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日本みつばち観察記録(2015年10月31日)

2015.10.30.Fri.22:30
日本みつばち分布調査(伊勢原市)

11月29日(日)午後1時~、神奈川県伊勢原市伊勢原中央公民館にてみつばちに関する
講演(市民講座)を予定しています。
議題は”日本みつばちを自宅の庭に呼び込み、はちみつを愉しむ”です。

伊勢原市は神奈川県中部に位置し、平塚市、厚木市、秦野市に囲まれ、
東西に東名高速や国道246号が走る交通の要として今後更に発展が期待されている
人口10万人程の市です。
市の1/3は山林原野で丹沢・大山国定公園内にある大山の頂から東南に開けた豊かな
自然環境や温暖な気候により果物栽培が盛んです。
”庭に日本みつばちを呼び込む”と言っても本当に日本みつばちが生息しているのか
講演の前に確認しておこうと思い秋の半日、伊勢原市周辺を散策しました。

日本みつばちが生息しているかどうかの調査は花に蜜や花粉を集めに飛んでくる
蜂を観察します。
高い木の花では見えないので群生している草花を観察するのが一番です。
春は菜の花、夏から秋にかけてはヤブカラシ、センダングサ、セイダカアワダチソウが
ポイントになります。
野の花が群生している場所を見つけて、日本みつばちが来ているか確認しました。
5ヶ所全てで日本みつばちの姿を見ることが出来ました(=分布している)。
野生なのか養蜂されているかは分かりませんが、その周辺に来春、待ち箱を置けば
分蜂群を捕獲できる可能性があります。
観察地点は下記の場所です。

1.平塚市岡崎 セイダカアワダチソウに訪花
IMG_1110平塚市岡崎

2.伊勢原市上粕屋 センダングサに訪花
IMG_1109伊勢原市上粕屋

3.伊勢原市日向 セイダカアワダチソウに訪花
IMG_1108伊勢原市日向

4.伊勢原市高森 セイダカアワダチソウに訪花
IMG_1105伊勢原市高森

5.厚木市小野 センダングサに訪花
IMG_1106厚木市小野


 10月中旬に3泊4日で中国(広東省広州市)に行ってきました。
今回は香港経由、広九直通電車で香港から広州東駅までの行程です。
自宅を朝6時に出発し、広州着は夜の8時、14時間の長旅でした。
この行程は香港からの直通電車の切符購入がネックになります。
昨年は午後2時には当日分の切符は完売となっていましたが、さすがに
今年は香港に買い物に行く人が減少しているのか3時間待ちの切符を
購入することが出来ました。
買い物客は韓国や日本に行っているとのこと。
仏山市内の得意先を訪問した時に工場内の植栽地にセンダングサが
あり、ミツバチ(東洋ミツバチ)が訪花しているのを見ることが出来ました。
一瞬、気持が安らぐのがわかりました。
蜂の力はたいしたものですね。



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日本みつばち観察記録(2015年10月10日)

2015.10.10.Sat.13:10
第3回ニホンミツバチ養蜂研究会に参加しました

 2015年10月4日(日)京都学園大学太秦キャンパスで行われた研究会に参加しました。
200名を超える参加者が集まり盛大な講演会でした。
講師と講演内容は下記の通りです
①前田太郎氏(農業生物資源研究所)
 ニホンミツバチが危ない (アカリンダニの脅威)
    アカリンダニについての生態、日本における分布拡大の現状、対策についての
    報告がありました。
    *2015年には九州(長崎県)や四国(香川県)でも分布が確認され日本全国に生息が
     拡大してしまった。
     2015年5月に長崎県で私が採取した蜂群からアカリンダニの感染が確認されたので
     特に興味深く聞いていました
    *当面の対策としては植物由来揮発性物質(特にメントールを推奨)を使用する
    *日本国内の西洋ミツバチ群ではアカリンダニが確認できない
      西洋ミツバチではアカリンダニ抵抗性系統が広まっていると考えられる
②坂本佳子氏(国立環境研究所)
  アカリンダニはどこから来たのか?
    *日本で発見されたアカリンダニのミトコンドリアDNAのCOl領域の一部についての
      遺伝子解析から海外のアカリンダニ(イギリス等)と同じ塩基性配列を持つことが判明し、
      海外からの侵入種である可能性が高いとのこと。
    *海外の一部とは変異が見られたり、限定的な範囲での遺伝子解析しか出来ていない
      ので今後も継続して解析を行う必要がある。
③俵 博氏(俵養蜂所)
   ハチノスツヅリガ(スムシ)の新しい対策
    *スムシの生態の説明及び対策としてBT剤(B401)の紹介がありました。

日本みつばちの蜂蜜を使って栗の渋皮煮を作りました
  
 日本みつばちの巣箱を設置している厚木市内の栗園に御礼を兼ね
栗拾いに行きました。
10月上旬なのにもう最後の栗しか残っていないとのこと。
この辺では9月中旬が最適だそうです。
それでも1時間ほどで約3kgの大粒の栗(筑波、石鎚)を拾うことが出来ました。(下の写真)

栗

 早速渋皮煮を作ることにしました。
まず栗の外皮をむきます


渋皮

 剥き終わった栗を鍋に入れて10分ほど煮て、一度煮汁を捨てます。
栗の黒い筋や硬い渋皮を丁寧に取り除きます。
栗を鍋に入れ、今度は重曹を加えて更に10分煮て又煮汁を捨てます。
これを3回繰り返し、あく抜きが出来たら鍋に栗を入れ、浸るくらいの水と蜂蜜(砂糖)を
入れ、水分が少なくなるまで煮ます(焦げないように)。
火を止めて、最後に日本みつばちの蜂蜜を栗が浸るくらい加えます。
ずいぶんと贅沢な渋皮煮が出来あがりました。
蜂蜜を入れて煮てしまうとせっかくの日本みつばち蜂蜜の風味が損なわれます。
味はデパートの老舗和菓子屋のものと遜色ありません



IMG_1104渋皮煮


ごちそうさまでした。

日本みつばちに関する講座情報

みつばちの生態とはちみつの栄養を学ぶ市民講座(神奈川県伊勢原市)
 日時: 2015年11月29日(日)13時~15時30分
 場所: 伊勢原市中央公民館展示室(小田急線伊勢原駅北口徒歩10分)
      入場無料
 主催: 雨岳自然の会
 共催: 伊勢原市
 後援: 財団法人雨岳文庫、東京農業大学
 講師・議題
   西村光男(養蜂インストラクター):日本みつばちを自宅庭に呼び込み、はちみつを楽しむ
   斉藤房夫(雨岳自然の会):日本みつばちの巣箱の作り方と巣箱への呼び込み方
   奥平小春(平塚市立横内小学校6年):小学生発表(こわーいみつばち)
   清水美智子、中村美千代(はちみつ料理研究家、日本王乳センター)
         :はちみつの楽しみ方と栄養について・おいしいはちみつ料理の作り方
 お問合せ  :雨岳自然の会(ugakushizen@gmail.com)
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