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日本ミツバチと西洋ミツバチの違いは?(日本みつばち養蜂のQ&A)

2013.01.22.Tue.09:23
日本みつばちの養蜂に関する質問に、みつばちおじさんがお答えします。

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(質問)
日本みつばちと西洋みつばちはどのように違うのですか?
養蜂をするとしたら、どちらの種類のミツバチがお勧めでしょうか。

(回答)
ひと言で言えばセイヨウミツバチは人間が飼育管理しなければ生きていけない家畜であり、日本みつばちは自分たちだけで生きていける野生種で、飼育されているとは思っていない。

セイヨウミツバチは主にヨーロッパ地域に生息していた野生種の中から養蜂に適した性質を持った亜種を選択し長い年月をかけて改良を重ね家畜化した蜂で、日本には明治10年 に移入され日本の養蜂業発展に多いに貢献している。その中でも腹部の黄色いイタリアン種が主流になっています。

日本みつばちは東南アジア地域に分布しているトウヨウミツバチの一亜種で本州以南に野生種として生息している。平安時代の色々な文献に日本みつばちの養蜂記録があります。
セイヨウミツバチが養蜂の主流になった原因はその集蜜力にあります。日本みつばちと比較し体が大きく飛翔能力は倍以上(3~4km)あり、且つその時期に一番蜜が採れる花に集団飛来し特定の花の蜜だけ集中して集めます。集蜜力は日本みつばちの5~10倍にもなります(30~100kg/年)。

業としての養蜂はセイヨウミツバチ、趣味や副業としての養蜂は日本みつばちを推薦します。養蜂環境の良い壱岐島では業としての日本みつばちの養蜂に着手されています。
東京近郊で町おこしの一環として養蜂を取り入れているところがあります。銀座の(紙パルプ会館)屋上はセイヨウミツバチ、日本みつばちが共存しています。
中延商店街(東京都品川区東中延)は日本みつばち、大倉山商店街(神奈川県横浜市港北区大倉山)はセイヨウミツバチです。
日本みつばちの方が日本在来種という意味からインパクトがありますが採蜜量が少ないこと(販売量が少ない)及び入手が困難であることの制約があります。
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みつばちおじさんは、日本みつばち養蜂歴3年、神奈川県横浜市の(社)日本在来種みつばち協会認定の養蜂指導インストラクターです。
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